SDR Transmission × ジンバル 便利な活用方法

新しく登場した DJI RS 5。
DJI SDR Transmission と組み合わせることで、ジンバル運用時でも安定した映像モニタリングが可能になります。
今回は、RS 5 × SDR Transmission を組み合わせて使用することで広がる撮影の可能性をご紹介します。
目次
1.Force Mobile
2.ワイヤレスでのモニタリング
3.接続方法
Force Mobile
まず始めに ご紹介するのが 目玉機能である「Force Mobile」 です。
この機能を使用することで、スマートフォンやタブレットからジンバルを遠隔操作することが可能になります。
ジンバルに直接触れることなく操作できるため、クレーン的な使い方やワンオペで遠隔撮影をする際にも活躍する機能です。
Force Mobileの操作方法は、主に以下の2種類が用意されています。
① ジョイスティック操作
画面上に表示される疑似ジョイスティックを使ってジンバルを操作する方法です。
操作感はジンバル本体のジョイスティックに近く、パン・チルト・ロールすべての軸を直感的にコントロールできます。
さらに、左側に表示されるスライダーを使用することで、
ロール軸のみを回転させるといった細かな操作も可能。
構図を微調整したい場面でも扱いやすい操作方式となっています。
② ジャイロ操作
こちらは、スマートフォンやタブレット本体を傾けることでジンバルを操作する方法です。
デバイスの動きに合わせてジンバルも追従するため、直感的なカメラワークが可能になります。
ジャイロ操作は、パン・チルト・ロール各軸ごとにパラメーターを個別設定できるのも特徴です。
例えば、
- パン軸のみをジャイロ操作
- チルト・ロール軸は固定
といったように、撮影スタイルに合わせた細かなチューニングも行えます。

ワイヤレスでのモニタリング
今回は iPad Pro(M2) を使用してモニタリングを行いました。
DJI Ronin アプリをインストールしたタブレットを使用することで、無線/有線の両方で映像のモニタリングが可能です。
映像の遅延をできるだけ抑えたい場合には、有線接続がおすすめです。
有線で接続する場合は、DJI SDR Transmission レシーバー(RX)とiPad本体をType-Cケーブルで直接接続する必要があります。
その際に役立つアクセサリーが
DJI SDR Transmission タブレットホルダーキットです。
このキットを使用することで、SDR TransmissionレシーバーをiPadにしっかり固定でき、撮影現場での取り回しが大きく向上します。

Ronin アプリを起動後、有線接続を行い「SDR Transmission」を選択すると、カメラで撮影している映像が自動的にiPad上に表示され、スムーズにモニタリングを開始できます。

また、カメラとDJI RS5本体を有線接続することでF値/SS/isoなどの項目も遠隔での調整が可能です。
カメラの遠隔でのF値/SS/isoの設定変更に関してはジンバルとカメラの機種の互換性によって、有線接続/無線接続の必要性が変わりますので、メーカー公式のRoninシリーズ互換性ガイドをご確認ください。

接続方法
最後に接続法に関して簡単にご紹介させていただきます。
DJI SDR Transmission コンボ、または DJI SDR Transmission トランスミッターをご購入いただくと、「TX ジンバル取り付けアダプタープレート」が付属品として同梱されています。
このアダプタープレートを使用することで、
SDR Transmission(TX)をジンバルのクイックリリースプレート裏側に装着することが可能です。

ジンバルと一体化したスマートな取り付けができるため、ケーブル取り回しやバランス面でも扱いやすい構成となっています。
なお、ユーザーマニュアルに記載されている製品の配線図は以下の通りです。
※DJI公式マニュアルより引用

なお、こちらのマニュアル内のイラストでは DJI RS 4 が参考例として掲載されていますが、DJI RS 5でも配線構成は同様となります。
TX ジンバル取り付けアダプタープレートを装着することで、ジンバル全体の重量バランスが変化するため、取り付け後は必ずジンバルのバランス調整を再度行う必要があります。

特にペイロードが限界に近い機材構成の場合は、バランス調整を怠るとモーター負荷の増加や動作不安定の原因となるため、装着後の再調整は必須といえるでしょう。
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