さらなる堅牢性、無限の可能性
DJI Matrice 400

Matrice 400のポイント
- 最大積載重量が6kgにパワーアップ!
- ペイロード搭載時の飛行時間が長時間に!
- バッテリー数が1本に変更!
- 障害物検知システムについて、ビジョンセンサーと赤外線センサーに加え、LiDARセンサーとミリ波レーダーを搭載!

上部にLiDAR障害物検知センサーとミリ波レーダーを搭載
上部LiDARセンサーと機体の前面や側面などミリ波レーダーが搭載されたことで、安全な飛行が可能です。
LiDARセンサーの周りには4つのビジョンカメラが配置されており、このビジョンカメラがフルカラーになっていて機体の周囲の状況がわかりやすく把握できるようになっています。
※ミリ波レーダーは機体の前後左右下と左アームに搭載されています。
※ミリ波レーダー:ミリ波(30GHz〜300GHz、波長1mm〜10mm)という高周波の電波を使用しており、光に依存しないため、雨、霧、暗闇でも動作可能です。

ミリ波レーダーは機体の全面・両側面・背面・下部の5か所に加えて、左アーム側にも搭載されております。
左アームに搭載されたミリ波レーダーは上側に向けて照射されるため、6方向に向けてミリ波レーダーによる障害物検知が可能になっております。

ビジョンカメラがフルカラーに対応
ビジョンカメラがフルカラーに対応したことで、より周辺状況がわかりやすくなりました。
飛行中に任意方向のビジョンカメラを送信機画面に映すこともできますので、例えば背の高い樹木が右側にあって距離感がわかりにくい時でも、ビジョンカメラを確認することで安心感を持って操縦ができます。※フルカラー対応は下部除きます
※画面はプロトタイプ飛行時のものです
バッテリーが1つに変更(45秒ホットスワップ)
Matrice 350 RTKはTB65又はTB60のバッテリー2本での搭載でしたが、Matrice 400はTB100インテリジェントフライトバッテリーを1本搭載することで電源が入ります。
Matrice 400ではバッテリーを外してから45秒以内に次のバッテリーに入れ替えることで機体の電源を落とすことなく計測を続けることができます。
※機体はプロトタイプのため、デザインが若干変更されています。
※45秒ホットスワップを行う際はペイロードの電源が切れますのでご注意ください。
※コンデンサーに充電が必要になりますので、バッテリー装着後は1分から2分ほどバッテリーを抜かないでください。
※コンデンサーの充電が十分でない場合、バッテリー装着後すぐにバッテリー交換を行うとホットスワップができず、電源が切れる可能性があります。

DJI Cellular Dongle 2を2つまで搭載が可能に
DJI Cellular Dongle 2を2つまで搭載可能になっており、別々のキャリアのsimを搭載すれば、片方のキャリアの電波が切れても、もう片方が接続されていれば伝送が途切れず、冗長性が確保できるようになっています。長時間の飛行が可能になっているため、より広範囲での飛行が想定されている機体ならではの設計になっています。
送信機画面のAR表示機能の追加
飛行時にペイロードカメラを画面表示すると道の名前や建物の名前が表示されるようになりました。飛行ルート設定より、ARを選択していただくとARが画面上に投影されます。
機体の飛行位置を素早く把握することができ、現場での情報共有がより簡単になるのではないでしょうか。
※画面はプロトタイプ飛行時のものになります。
※現在はZenmuse H30Tのみ対応しております。

テレメトリーや操作に関する伝送モジュールの登場
RC Plus 2に装着することで、映像伝送を強化する「M400 RCsub2Gビデオ伝送モジュール」が装着できるようになりました。日本では900MHzの周波数帯を使用して伝送を強化しております。
※Matrice 4シリーズ付属のRC Plus 2送信機は背面の拡張ポートがないため、「M400 RCsub2Gビデオ伝送モジュール」はご利用いただけません。
※「M400 RCsub2Gビデオ伝送モジュール」は単品で販売しているRC Plus 2には装着が可能です。
関連製品など
■対応ペイロードについて
現行のDJI製ペイロードであれば搭載可能です。
Zenmuse P1 / Zenmuse L2 / Zenmuse H30シリーズ / Zenmuse V1
/ Zenmuse S1
