KDDIスマートドローン社提供 上空電波(4G LTE)を活用したDJI産業機の新しい活用方法について
KDDIスマートドローン社が各所に交渉を進め、この度DJI Dongle 2が技適を獲得しました。
そんなKDDIスマートドローン社が提供する「上空電波パッケージ」を、LTE飛行を行う予定である方々に広く認知していただきたいと思い、サービス内容を徹底的にご紹介いたします。
是非この機会に、情報収集の意味もかねてご覧ください。
1.DJI Cellular Dongleとは
DJI Cellular Dongleとは、DJI機体や送信機と携帯電話ネットワークを接続する通信モジュールのことです。
映像伝送の補助や、送信機が接続できない場合のバックアップとして利用可能です。
※飛行前に現地の法律や規制を確認し、厳守してください。

2.上空電波で拡がる可能性
YouTube公開中:【DJI × 4G LTE】DJI機体の上空での4G LTE飛行を徹底レビュー!|サービス提供開始
上空電波(4G LTE)を活用した“スマートドローン”とは・・・

スマートドローンによって目視外飛行を最大限活用できます。

上空電波の利用によりドローン活用範囲が拡大します!
点検・測量・監視など様々な分野においてドローンの活用範囲が拡大します。

3.KDDIスマートドローンだけの特別プラン
使用機体に応じてDJI Cellular DongleとSIMをレンタルセットで提供します!

用途に合わせて以下の料金プランから選択可能です。
※地上専用SIMのデータは使用量50GB超過後に速度制限についてはありません。現状ユーザー様側でどれだけ使用したか確認できるサイトはなく、超過後は通知メールが通常契約者に届く形になっております。もしそのメールが届きましたら追加料金が発生してしまいますのでご注意ください。
※地上専用SIMのみの契約は出来かねますのでご了承ください。

上空専用SIM契約費用のみでDJI Cellular Dongleと専用アタッチメントを無償レンタル出来ます!
4.上空電波で飛行してみました!
【使用機材:DJI Matrice 350 RTK + DJI Zenmuse H30T】
実際に飛行してみた映像はこちらです。
最初はOcuSync(DJI O3 Enterprise)伝送を使用していますが、ホームポイントが約1km離れた場所で切れてしまいました。
伝送距離は周りの環境次第で、スペックよりもかなり乖離してしまう欠点がございます。
そこで上空電波(4G LTE)を使用した飛行を事前申請し、機体と送信機で設定をして飛行を行えば、OcuSync(DJI O3 Enterprise)伝送が切れてもシームレスに切替を行い、そのまま飛行を続けることが出来ました。
動画内で再現していますが、DJI Zenmuse H30Tのカメラ操作もスムーズに行う事が出来ました。
また上空電波飛行時で2km先でRTHのボタンを押した所、きちんと自動RTH機能が起動され、無事に離陸場所まで戻ってきてくれました。
※上空電波を利用しての離陸は行えません。まずはOcuSync伝送で離陸を行ってください。
※送信機にもDJI Dongleを挿すことによって強化伝送(上空電波)を使用することが可能です。Wi-Fiで接続している状態では出来ません。
5.上空電波のお問い合わせ先
上空電波に関するお問い合わせは、お気軽に下記のお問合せフォームからお申込みください!
少し興味があるという段階でも構いません。KDDIスマートドローンの担当者よりご連絡させていただき、お客様のお困り事のご相談に乗らせてさせていただきます。
※DJI Cellular Dongleおよび各種SIMカードのご契約は、お客様とKDDIスマートドローン株式会社とのご契約となります。